STORY.02

1/13 11:10 a.m.

「先輩、笑顔の日を知ってます?」
「笑顔の日?」
「2月5日は笑顔の日らしいんで、嫁に花束をサプライズプレゼントしようと思っているんですよ。」
そう言って、後輩がスマホの画面を見せてきた。
「先輩もどうですか?」
「いや、俺は花束なんて柄じゃないよ。」
その場ではそう言ったけれど、後でショップのURLをラインで送ってもらった。
送り先を実家にすることで、妻に内緒で花束を受け取ることも後輩のアイデアだ。

2/5 7:23 p.m.

仕事を終え、実家に向かうと無事花束が届いていた。
持ち運びできるギフトバッグに入っているのが有難い。

足早に家路を急ぐが、いつもより1時間ほど遅くなってしまった。
帰りが遅くなる時はいつも一言連絡するので、心配しているかもしれない。
玄関の鍵を開けて、急いで靴を脱ぐ。
ギフトバッグから花束を取り出して後ろに隠し持った。

「ただいまぁ。」
リビングに入った。
妻はやはり心配していたようで、ほっとした表情をしていたが、
何かを持っていることに気づいたようだ。
少し緊張しながら、花束を妻に差し出した。
「今日、2月5日は笑顔の日らしいよ。」
突然のことに驚いたようで、ぽかんとしている。
「あれ?笑顔にならない?後輩の真似をして買ってみたんだけど。」
やはり花なんて柄じゃなかったかな。
と、思っていたら妻が笑顔になった。

「ありがとう。嬉しい。」
その笑顔を見て、自分も笑顔になった。

妻が花瓶を探そうとしているようだったので「そのまま飾れるようになっているらしいよ。」と教えた。
「栄養剤入りの水が入っているんだって。」
「そこまで手をかけてくれているんだ。すごいね。」
全部後輩の受け売りだけどね。でも、それは言わない。
リビングのテーブルに花を飾った妻は、満足そうに微笑んでいた。

※この物語はフィクションです。

2/12 9:50 p.m.

あれから、1週間。
花は枯れるどころか日に日に花開いて綺麗になっていく。
リビングで、毎日嬉しそうに花を眺める妻。
花も嬉しそうにこちらを見ていた。

ピポローズブーケのラッピング

ピポローズブーケのラッピングはステム(茎)を覆うフィルムの中に切花栄養剤入りの水が入った構造です。
湿らせたティシュでくるみ保湿したブーケと違い、配送中に水枯れすることもなく、花瓶がなくても飾れます。
(お届け先不在で宅配便の持ち戻り&翌日配達になっても花がしおれていないので良い等の声を頂いております。)
※長く楽しむためには、新しい水での活けかえをお勧めします。
活けかえや、水の補充の際に使う切花栄養剤もお付けしています。
希釈率が重要ですので、水の分量を量ってお使いくださいね。

HAVE ALL

必要なものが全て揃うから安心。
あなただけのオリジナルブーケを贈ろう。

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